大阪で高瀬好山（たかせこうざん）とは？自在置物で一世を風靡した金工の代表作品や買取査定なら「てんま屋」即日無料査定鑑定・出張買取

【更新日】2023/11/22

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自在置物の制作で一世を風靡した金工である高瀬好山。
明治時代から活躍していた高瀬好山は、当時はもちろんのこと、現代になってもその人気が衰えることはありません。
骨董品の愛好者やコレクターなどからのニーズも高く、常に買取市場では高値でのやりとりが進められています。
そこで、今回は高瀬好山とはどのような人物であったのかを始め、作品や買取額などについて詳しくご紹介します。

高瀬好山に興味のある形や、処分に困っている高瀬好山の作品をお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。

高瀬好山とは

高瀬好山とは、明治から昭和の時代に活躍した金工です。
自在置物を制作した人物であり、当時は国内でもよく知られた金工でした。そもそも自在置物とは、「金属工芸」と呼ばれる工芸の一種であり、金属を使って動物をモチーフにした模型の工芸品のことを指します。
自在置物は、単純に動物をそのまま金属で再現するだけではなく、どの動物特有のダイナミックな同感も再現するため、高い技術力が求められます。

高瀬好山は、そんなハイレベルな自在置物の制作技術を持つ人物でした。
他にも、さまざまな自在置物を制作する金工はいましたが、高瀬好山はとくに精巧で繊細な作品を世に生み出していたことから、高瀬好山が生きていた当時はもちろんのこと、現在でも多くのファンによって作品が求められているのです。

高瀬好山の生い立ち

高瀬好山は、1869年に誕生しました。自在置物のニーズが増えてきた明治時代に自身も作品制作に没頭し、生前のうちに数多くのクオリティの高い作品を作り出してきました。
次第に、高瀬好山の名は多くの人々の間に広がるようになり、国内にとどまらず海外でも人気を集める名工となりました。

自在置物のモチーフとなるのは、一般的に熊や龍、蛇などが多かったものの、高瀬好山はバッタやカマキリ、カブトムシなどの昆虫作品が有名です。
まるで本物と見間違うような精巧な作りは、今もなお愛される理由の一つでしょう。

高瀬好山の作品について

前項でも触れた通り、高瀬好山の歴代の自在置物を見てみると、昆虫が多い傾向にあります。
カブトムシやバッタ、カマキリのほか、蝶やトンボ等も制作していました。
高瀬好山は細部にまでこだわっており、昆虫の自在置物を裏返すと足の生え方や向き、角度に至るまで本物そっくりに調整されていることがわかります。
今にも動き出しそうな昆虫の自在置物は、当時の日本中を驚かせたと言われているほどです。

しかし、高瀬好山の作品は、昆虫がメインであったものの、他にもさまざまな動物をモチーフにした作品も手掛けています。
たとえば、迫力のある龍や、大きく立派な伊勢海老、しなやかなシルエットの鯉など、昆虫以外の作品も制作していました。
昆虫の自在置物同様に、動物の作品も表面の模様や裏側の形状、顔立ちに至るまで、今にも動き出しそうな程の再現性です。

この高瀬好山の細やかさ、高いこだわりが、現代人の心も掴み長らくファンに愛されてきた理由といえるでしょう。

高瀬好山の作品の買取額

高瀬好山の作品は、どの程度の買取額が相場なのでしょうか。
ここからは、中古市場やオークションなどの情報をもとに、高瀬好山の買取額について解説していきます。

1万円～がほとんど

高瀬好山の作品の買取相場を見てみると、安価なケースであっても1万円以上の金額で取引されていることがほとんどです。
有名な作品や希少性が高い作品は1点で10万円以上の値がつくこともあるほどで、高瀬好山のほとんどの作品が高額で売買されています。
また、自在置物本体ではなく、龍や海老、蛇などの高瀬好山作品が集約された図録であっても、9,900円で取引されている状況です。
さまざまな形で高瀬好山の作品が楽しまれているといえるでしょう、

状態が良ければ数十万円以上

高瀬好山の自在置物の状態が良ければ、作品の買取価格は数十万円以上に及ぶこともあります。
とくに、昆虫の作品は、高瀬好山が得意としている作品であり、品質も高いものが多いため、現代でも人気の高い代物です。

１点あたり30万円前後の買取価格で取引される場合もあるため、所有している作品の価値が高ければ、思わぬ臨時収入になるかもしれません。

桐箱などの付属品次第で高値買取も

高瀬好山の自在置物を買取に出すにあたって、「桐箱」等の付属品があれば、高額買取が叶いやすくなります。
作品をおさめておくための桐箱がセットであれば、さらに需要が高まるため買取価格を高く設定してもらえる場合が多いのです。
オークション市場であっても、付属品がセットで出品されているほうが高値がつきやすい傾向にあります。

おわりに

本ページでは、高瀬好山の作品について解説しました。昆虫モチーフをメインとして自在置物を作っていた高瀬好山ですが、龍や鯉、伊勢海老などの作品も世に送り出しています。
現代でも、骨董品の愛好家やコレクターから根強い人気を博しており、高瀬好山の作品は中古市場でも多く取引されています。

「アンティークてんま屋」は創業から40年間、数多くの査定買取を実施しており、全国47都道府県エリアでの買取対応と、年間で約50,000点以上の商品を査定・買取しております。
「高瀬好山の作品」を強化買取実施中で、骨董品や金工に精通するプロが、丁寧に査定しお客様の納得できる価格での買取を行っています。
「不要になった高瀬好山の作品はどうしたらいいのだろう？」とお悩みの方は、ぜひ一度てんま屋へご相談ください。

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