作 家朝日豊斎
現在は十五代へと引き継がれた、朝日豊斎による朝日焼
朝日豊斎とは、またの名を松林豊斎と言います。
京都の宇治地方にある窯で、遠州七窯のひとつにも数えられる朝日焼で知られます。
朝日焼は16世紀前後の慶長年間において、初代によって窯が開かれてから、実に400年を超える長い歴史を持ちます。
その後二代目、三代目と代を重ねていくにつれてその技術はより深くなり、それに伴って陶芸の世界における知名度も次第に高まっていきました。
現代当主をつとめる十五代は1950年に誕生。
1974年に武蔵野美術大学の基礎デザイン学科を卒業し、卒業後はさまざまな場所で陶芸についての研さんを積んでいきます。
1995年に豊斎という名を襲名し、本格的に陶芸作家として活躍を開始。
その後は全国各地の百貨店やサロンなどで個展を開催し、多くのコレクターを集めています。
朝日豊斎の作品を探すには、こまめに骨董品マーケットをチェック
朝日豊斎の作品は、期間限定で開催される各地のサロンや百貨店での個展に実際に足を運ぶことで、手に入れることができます。
しかし、ちょうどほしいと思っているタイミングに近くで個展が開催されていない場合には、どうしたらいいのでしょうか?
そんな場合には、骨董品マーケットで探してみることをおすすめします。
最近ではインターネットで検索をすることで、身近にあるさまざまな骨董品専門店の情報を手に入れることができますので、もしかするとお近くの専門店で見かけることができるかもしれません。
もし近くに取り扱っている専門店がないという場合でも、ネットを通じて在庫を持っている専門店を調べて詳細について問い合わせることができます。
実際に写真を送ってもらったり、どうしても気になるようでしたら店舗に足を運んでみたりして、作品の真価について確認をするといいでしょう。
朝日豊斎の作品は比較的リーズナブルなものから展開されていますので、お気に入りの作品を見つけられるといいですね。