大阪で仏像を売る場合の買取相場は？高く売れるタイプの特徴も解説なら「てんま屋」即日無料査定鑑定・出張買取

【更新日】2023/09/20

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仏具店やお寺・神社、由緒ある旅行スポットなど、さまざまなところで手に入る仏像。さまざまな事情により、手放そうと検討している方はいませんか？
仏像を手放す際の手段としては、「買取に出す」といった選択肢が候補として挙がりやすいものの、具体的にどれくらいの費用で買い取ってもらえるのかはあまり知られていません。

そこで、今回は仏像を売る際の費用相場や高く売れる仏像などについて解説します。
あわせて、仏像の存在意義にも触れていくので、仏像の基本的な知識を得ながら、売却時の相場についても理解を深めていきましょう。

仏像の特徴

日本古来より存在してきた仏像。骨董品として、現代でも需要の高い代物です。
そのうえ、仏像によって、素材や大きさ、風貌、表情などに違いがあります。
仏像のデザインは、主に「如来」「菩薩」「明王」「天」に分けられ、いずれも宗教をはじめとしたシンボルとして作られています。

現代では、新たに仏像を購入するといった風習・慣習は少なくなりつつありますが、一昔前までは一家に一つの仏像があるのは一般的でした。
とくに、代々同じ地域に長いこと済み続けてきた家系にある人は、仏像を所有していることが多いです。
神仏習合である日本では、神棚を設けている家庭も多く、その横に仏像を祀っているケースも少なくありませんでした。

なぜ仏像が存在するのか

そもそもなぜ仏像が存在しているのかは、あまり知られていないのではないでしょうか。
仏像には、「安らかな心へと導くこと」といった役割があります。
とはいえ、これはあくまでも抽象的な表現であり、もっと深く見ていくと仏像の種類によってその存在意義は大きく異なるのです。

たとえば、宗教的な面で見れば、この世から去った後に極楽浄土へと行けるように仏像にお祈りするといった意味があります。
また、政治的・権利的に見ると、一部の権力者がその力で支配するために仏像を利用しているといった事実もあります。

仏像の種類ごとに細かく見ていくと、「煩悩を消す」「人々を不幸から救い出す」「仏の世界を守る」「真実を表す」などいろいろな役割があり、それを知っていくことも興味深いのではないでしょうか。
とはいえ、仏像は主に特定のもののシンボルや対象として用いられる彫刻（彫像）であり、それ以上でも以下でもないといった考え方も増えつつある状況です。

仏像の買取相場

仏像の特徴や存在意義について分かってきたところで、気になるのが「仮に売るとしたらいくらくらいで買い取ってもらえるのか」ではないでしょうか。
ここからは、不要になった仏像を所有している方へ向けて、仏像の買取相場などについて解説します。

仏像によって相場は異なる

仏像の買取相場は、結論からいうと仏像によって大きく異なるのが現状です。
たとえば、仏師が誰であったのか、仏像そのものの状態はどうなのか、などは買取価格に大きく影響します。
作られた年代でも仏像の相場は大きくことなるため、相場については一概に言えません。
しかし、基本的には「有名な仏師であること」「状態が良いこと」「年代が古く希少価値が高いこと」などの条件を満たす場合は、買取相場は大幅にアップします。

高額なケースでは数百万円単位で売却した事例も

仏像の買取価格相場には幅があるものの、高額なケースでは500万円もしくはそれ以上にも及びます。
有名な仏師である「円空」によって作られた仏像は、市場でも需要が高く価値のある代物です。
円空は、生涯の中で12万体といった膨大な数の仏像を作り出したことでも知られていて、贋作が多いのが特徴です。
代表作に至っては400～600万円の値がつくこともあります。
そのうえ、安価な仏像でも、仏師が円空であれば、10万円前後の査定額となることが多く、仏師が誰であるかは大きなポイントと言えるでしょう。

素材でも違いが見られる

仏像の買取相場を左右する要素の一つが、「素材」です。
素材としては、木や石、土、漆などさまざまなものがありますが、中でも高い査定額となりやすいのが「金」です。
金で作られた仏像は、金そのものの価値も加わることから、一般的な仏像と比べると買取価格が高い傾向にあります。
仮に、金で作られた仏像を持っている場合は、数十万円～数百万円単位の査定額となるかもしれません。
しかし、「金メッキ」の仏像は例外であるため注意してください。
金メッキとは、表面のみ金の素材を使用して作られたものであり、内部には安価な素材が使われていることが多いので注意しましょう。

おわりに

本ページでは、仏像の基本的な知識から、買取相場に至るまで幅広くご紹介しました。
仏像は普段から売買するものではないため、買取に出した場合の金額は想像しにくいのが現状です。
今回ご紹介した通り、仏像は仏師や種類、素材、作られた年代などによって買取価格が左右するので、まずはご自身が持っている仏像についてよく確認する必要があります。
一度、骨董品の買取専門店へ査定を依頼してみて、どれくらいの価値のある仏像なのかを調べてみるのもいいでしょう。

「アンティークてんま屋」は創業から40年間、数多くの査定買取を実施しており、全国47都道府県エリアでの買取対応と、年間で約50,000点以上の商品を査定・買取しております。

もちろん「仏像」についても取扱い・高額査定・買取を行っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。
真贋の鑑定が難しいとされる仏像でも、当店では専門の鑑定士による査定を行っていますので、ご安心ください。

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