大阪でべっ甲の買取価格は？費用相場や高値取引しやすい作品の特徴まとめなら「てんま屋」即日無料査定鑑定・出張買取

【更新日】2024/01/24

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骨董品の売買市場において、常に人気を博し続けているのが「べっ甲」です。
特有の質感や色合いは、作品の良さをより引き出すとともに、高級感や美しさを演出するのに一役買っていると言っても過言ではありません。

また、べっ甲は作者や作品の希少性などによっては、高値で売買されることも多い傾向にあります。
現在、べっ甲の作品を持っている方であれば、自分の所有するべっ甲がどれくらいの価格で取引されるのか気になる部分でしょう。

そこで、今回は骨董品におけるべっ甲の特徴や価値、買取費用相場のほか、高値で買い取ってもらいやすい作品の特徴などについて解説します。

べっ甲とは

べっ甲とは、タイマイ（ウミガメの一種）の甲羅で作った作品を指します。
なめらかでツヤのある質感が特徴で、一見するとプラスチックのように感じることもあります。
しかし、プラスチックにはない「飴色のような柔らかな色合い」「黒や茶色のグラデーション」など、べっ甲特有の風合いが高級感を醸し出しています。

べっ甲の作品は多岐に渡り、眼鏡や扇子、髪飾りといった日常生活で使用するアイテムから、昆虫の標本のような模型、複雑な形状をした動物の置物など、インテリアとして活用できるものまで幅広いのが特徴です。
また、一口に「べっ甲」といってもその種類やグレードもさまざまで、比較的安価なものから、高額なものまで展開されています。

べっ甲の買取費用相場

べっ甲の買取費用相場は、どのような作品であるかによって大きく異なります。
たとえば、べっ甲の作品として定番である「眼鏡」は、安価なケースで10万円弱、高額なものでは30万円を超えることも少なくありません。
また、べっ甲で作られた鳥かごのように、比較的大きめサイズの作品であれば、80万円以上もの価格で買い取ってもらえる場合もあります。

一方で、べっ甲が部分的に使われている程度の作品であれば、数万円ほどの価格で取引されていることも多く、べっ甲作品がいくらで取引されているかは一概には言えない状況です。
とはいえ、べっ甲の作品に使用される素材そのものが高級であるため、基本的にはどのような作品にも一定の価値があるとされています。

べっ甲における高値取引しやすい作品の特徴

べっ甲を買取や査定に出すにあたって、高値で売れやすいのはどのような作品なのか気になるものです。
ここからは、べっ甲における高値取引しやすい作品の特徴を解説します。

人気の作家による作品

べっ甲において、高値取引しやすい作品の特徴であるのが、人気作家が手掛けた作品です。
べっ甲作品を手掛ける作者は非常に多く、人気や知名度にはそれぞれ違いがあります。

かつて全国に名を馳せた作者や、現代のニーズにマッチした作品を作れる作者などの作品は、常に固定のファンが存在していたり、一定のニーズがあることから、中古市場でも人気が高めです。
似た作品であっても、作者の名前次第で数万円から数十万円もの差があるケースも珍しくありません。

べっ甲作品によっては、作品そのものに作者の名前が入っていることも多いため、一度お手持ちの作品をよく確認してみましょう。

鳥籠や宝船の作品

高く売れやすいべっ甲作品として挙げられるのが、鳥籠や宝船などの作品です。
べっ甲は素材の素材の性質上、複雑な形状に加工するのが難しいものです。
鳥籠や宝船などはまさに、複雑で細かな表現が求められる作品であるため、完成に至るまでの手間や時間は膨大です。

また、一般的にべっ甲の作品として多い眼鏡や髪留めなどと比べると、鳥籠や宝船などはサイズが大きい作品が多いです。
必ずしもサイズの大きい作品が高額な買取価格で取引されるとは限らないものの、使用する素材の量などが要因で価格に影響することがあります。
いずれにせよ、鳥籠や宝船の作品はさまざまな要素によって、高値で取引されやすいのです。

虫食い等の問題がない作品

高値で売れるべっ甲作品の特徴の一つが、虫食いなどの問題がない作品です。
あまり知られていませんが、べっ甲はタンパク質でできた素材です。
そのため、長期間放置していると、虫に食べられてしまうリスクがあります。

実際、久しぶりにべっ甲の作品を出してみたら、虫食いによって穴が生じていたり、へこみや欠けが見られたりすることがあるのです。
生じている虫食いがどれだけ小さなものであっても、虫食いが生じているだけで価値が下がってしまうため注意しなければなりません。
べっ甲を保管する際には、風通しの良い場所に置いておいたり、柔らかい布で皮脂や汗、水分などを拭うことが重要です。

おわりに

本ページでは、べっ甲作品の特徴や価値、高値で売れやすい作品についてご紹介しました。
べっ甲作品は、手掛けた作者や状態の良さ、作品の種類などによって価値に違いがあります。
しかし、基本的にはべっ甲作品の多くは価値が高く、高値で取引されることが多い傾向です。

「アンティークてんま屋」は創業から40年間、数多くの査定買取を実施しており、全国47都道府県エリアでの買取対応と、年間で約50,000点以上の商品を査定・買取しております。
「べっ甲」を強化買取実施中で、骨董品に精通するプロが、丁寧に査定しお客様の納得できる価格での買取を行っています。
「不要になったべっ甲はどうしたらいいのだろう？」とお悩みの方は、ぜひ一度てんま屋へご相談ください。
「査定のみ」「相談のみ」も大歓迎ですので、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。

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