大阪で浜口陽三とはどんな版画家？版画作品における査定相場を紹介なら「てんま屋」即日無料査定鑑定・出張買取

【更新日】2023/09/20

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日本の版画家として知られる浜口陽三が、どのような版画家であるか、皆さんはご存じでしょうか。
珍しい生い立ちを持つ版画家でもあることから注目を集めていますが、何よりもその作風や独自の視点での解釈などが、とくに高い評判を呼んでいます。

そこで、今回は、日本の代表的な版画家である浜口陽三の概要や、作品の特徴、作品における査定相場などについて詳しく解説していきます。

浜口陽三とはどんな版画家？

そもそも、浜口陽三とはどのような版画家なのでしょうか。

浜口陽三は1909年に和歌山県で生まれました。
そのうえ、生まれた家は、代々ヤマサ醤油を受け継いできた家であり、浜口陽三の父親は当時10代目の社長となります。
もともとは、芸術とは深い関わりのない家柄で生まれたのです。

浜口陽三は、父親の後を継いでヤマサ醤油の社長になることはもちろんのこと、家業そのものからは離れて、芸術活動に勤しみました。
芸術活動に精を出してからというもの、浜口陽三のセンスや才能が徐々に花開いていきました。

パリでカラーメゾチントを始めとする版画技法を学んだあとに、版画家としての活動をスタートしました。
その後、独自のカラーメゾチントの技法を生み出して、浜口陽三にしかない世界観の芸術を多数生み出していくこととなります。

この、浜口陽三の独自性は、日本だけではなく、世界でも知られるようになり脚光を浴びる存在となりました。

浜口陽三の作品の特徴

浜口陽三の作品は、とにかく評価が高いのが特徴です。
次々と作品を生み出しては、いずれの作品も国内外で注目を集めました。
第4回サンパウロ・ビエンナーレでの功績はとくに話題に挙がるほどで、日本人で初となる版画大賞を受賞したのです。

浜口陽三の作風は、動物やフルーツなどがモチーフとなることが多い傾向にあります。
動物は、主に猫や蝶といった優雅な生き物や小動物が作品に採用されていて、フルーツはさくらんぼやくるみ、ぶどうといった身近な果物が選ばれました。
実際、浜口陽三の代表的な作品を見てみると、「蝶と太陽」「猫」「西瓜」「ぶどうとレモン」「ざくろ」「アスパラガス」といったタイトルの作品が並びます。

浜口陽三は、上記のようなモチーフをとくに好み、版画作品として落とし込んでいくのが定番のスタイルでした。

浜口陽三の作品の査定相場

浜口陽三の作品を所有している方であれば、気になるのが「どれくらいの査定額になるのか」ではないでしょうか。
実は、浜口陽三の作品の査定額は高額となる場合が多い傾向にあります。
浜口陽三自身が評価の高い版画家であることに加え、作品そのものも需要が高いことが理由として挙げられます。

偽物やレプリカなどでなければ、1点あたり数百万円の査定額がつくことも珍しくありません。
とくに、代表作や受賞作などは査定額が高くなりやすいため、所有している浜口陽三の作品の情報をよくチェックすることが大切です。

また、近年は版画家をはじめ、著名な芸術家の作品を故意に安価に査定するケースが見られます。
情報収集不足は、安く買いたたかれるリスクがあるため、事前のリサーチは念入りにしておくことをおすすめします。

浜口陽三の作品における査定ポイント

浜口陽三の作品の売却を検討している場合、どのようなポイントで査定額が変動するのかをおさえたうえで買取に出すことが大切です。
ここからは、浜口陽三の作品における査定ポイントについて解説します。

鑑定賞や保証書がセットになっているか

浜口陽三の作品の査定ポイントとして、まず挙げられるのが鑑定書や保証書などの付属品についてです。
偽物やレプリカなどではなく、浜口陽三自身が手掛けた本物の作品であれば、鑑定書や保証書が付属していることが多いです。
これは、浜口陽三の作品に限った話ではないものの、芸術作品の多くは模倣品も多いことから、本物であることを証明する必要があります。
とくに、芸術品を集めるコレクターとしては、鑑定書や保証書などの付属品を重視している傾向にあるため、売却前に揃えておくと良いでしょう。

「番号」が若い方が需要は高め

浜口陽三は、自分の作成した版画作品に、刷り上がりの良い順番に番号をつけていたとされています。
つまり、ついている番号が若いほど、作品としてのクオリティが高く、査定額も高額になりやすい傾向にあるのです。
また、あわせて、版画の作品は初版が高額になると言われています。
一番最初にすられている版画は希少価値が高く、プレミア作品として需要があるためです。
仮に、所有している浜口陽三の作品が初版であれば、高額査定を期待できるでしょう。

劣化は査定額を引き下げるため注意

浜口陽三の作品を査定に出すにあたって、注意したいのが「状態」です。
どれだけ貴重な作品であっても、劣化した状態は査定額に影響してしまいます。
とくに、版画の破れやカビなどは作品の価値を大幅に下げてしまうので、保管状態にも気を配る必要があるでしょう。
査定に出す前に、ある程度メンテナンスをしてから売却することもおすすめです。

おわりに

今回は浜口陽三の概要や作品の特徴、作品の査定相場などについてご紹介しました。
浜口陽三の作品は価値が高く、ニーズもあることから、査定額は高くなりやすい傾向にあります。
とくに、初版やつけられた番号が若い作品は、高額になりやすいのでお持ちの作品をよくチェックしてみましょう。
本記事でご紹介した内容を参考にしながら、ぜひ納得のできる売却ができるように準備を進めてみてください。

「アンティークてんま屋」は創業から40年間、数多くの査定買取を実施しており、全国47都道府県エリアでの買取対応と、年間で約50,000点以上の商品を査定・買取しております。
「浜口陽三の作品」についても取扱い・高額査定・買取を行っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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