大阪で鉄瓶のお手入れ方法｜基本のやり方とサビがついたときの対処法なら「てんま屋」即日無料査定鑑定・出張買取

【更新日】2023/08/28

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近年注目されるようになった鉄瓶。かつては、工芸品として見られていた存在ですが、鉄瓶で沸かしたお湯を飲むことで鉄分を摂取できることもあり、健康のために生活に取り入れる方も増えてきました。
メリットの多い鉄瓶ではありますが、一方で「お手入れが分からない」「サビがついてしまったがどうしたらいいか分からない」といった声も多いです。

鉄瓶は適切にお手入れをすることで、100年以上使い続けることができる品でもあるので、ぜひ正しい方法を把握し、大切な鉄瓶を長く使い続けていきましょう。

そもそも鉄瓶とは

そもそも鉄瓶とは何なのでしょうか。
鉄瓶とは、お湯を沸かすための道具であり、鉄でできているのが特徴です。
ヤカンのような形状をしていて、直火でお湯を湧かすことができます。
ヤカンとは異なり、鉄瓶でお湯を沸かすことによって、水道水の塩素が抜けるといった効果があります。
これにより、お湯の味わいがまろやかでやわらかいものとなり、飲みやすくなるのです。

さらに、鉄瓶でお湯を沸かすことで、素材として使われている鉄から「鉄分」がお湯に溶け出します。
このお湯を飲むだけで鉄分を補給できることから、貧血対策としての効果も期待されているのです。

鉄瓶のお手入れが必要な理由

鉄瓶のお手入れが必要な理由は、「サビてしまうから」です。
鉄の素材でできた鉄瓶は、お手入れを怠っているとサビがついてしまうので注意しなければなりません。
そのうえ、鉄瓶は素材や形状の特性的にサビやすいといった難点があり、お手入れをせずにいるとあっという間にサビてしまいます。
そのため、正しいお手入れ方法で定期的にメンテナンスしなければなりません。

鉄瓶のお手入れ方法

ここからは、鉄瓶の基本的なお手入れ方法についてご紹介します。
初めての鉄瓶で、お手入れ方法に疑問を感じている方は、以下の方法を参考にしながら実践してみてください。

乾燥させる

まずは、鉄瓶を乾燥させる必要があります。
鉄瓶の中に残っているお湯を捨てて、空っぽの状態にしてください
。鉄瓶の中身が空っぽになったら、そのまま直火にかけて空焚きをします。
完全に乾燥するまで、空焚きを続けてください。

なお、鉄瓶を食器用洗剤などで洗うのはNGです。
鉄瓶に洗剤を使用すると、サビやすくなってしまうので注意してください。
気になる汚れが付着しているときには、乾いた布などで拭き取る程度のお手入れにとどめましょう。

やわらかい布で水分を拭き取る

空焚きをして鉄瓶の内部が完全に乾燥したら、表面の水分を拭き取ります。
キッチンペーパーもしくは乾いた布などを使って表面を優しく拭き取ってください。

ただし、水分を拭き取る際には、鉄瓶の内部に手を入れないように注意してください。
手の汚れや細菌などが鉄瓶内に侵入してしまい、不衛生な状態となってしまいます。
鉄瓶の中に手を入れてしまいそう、と不安な方はビニール手袋やゴム手袋などを着用して作業することもおすすめです。

風通しの良い場所で保管する

鉄瓶の内側・外側の水分をきちんと乾燥させたら、風通しの良い場所で保管しましょう。
密閉された空間などに放置してしまうと、サビやカビが発生するリスクが高くなるので注意してください。
また、引き出しや棚などへ収納する場合には、定期的に取り出して風通しの良い場所へ置いておくことで、サビやカビが生じにくくなります。

鉄瓶にサビがついてしまった場合の対処法

もしも鉄瓶にサビがついてしまった場合はどうしたらいいのでしょうか。
鉄瓶を長く大切に使うためにも、サビがついた場合の対処法もチェックしておきましょう。

鉄瓶を火にかける

鉄瓶にサビがついてしまった場合には、まずは鉄瓶を火にかける必要があります。
鉄瓶に8割ほどの水と、茶殻（だしパックなどに詰めたもの）を入れて、弱火～中火にかけてください。
30分程度熱したら、火を止めます。
中のお湯を見てみると黒い色をしていますが、これは茶殻に含まれる「タンニン」と呼ばれる成分とサビが反応したことによる現象です。
なお、サビがひどい場合には、鉄瓶を火にかける前に、たわしで傷がつかない程度に擦っておくと効果的です。

水を継ぎ足して放置

鉄瓶の中のお湯が黒くなっていることを確認し、茶殻を入れた状態のまま水を継ぎ足しましょう。
そのまま1日放置してください。
1日経ったら、茶殻と汚れた水を捨てて、綺麗な水ですすぎます。
水が透明になるまですすいだ後、鉄瓶に水を入れてお湯を沸かしてみましょう。
お湯の色が透明であれば、サビの対処は成功です。
収納前に鉄瓶を空焚きして、しっかり乾燥させてください。

サビが残っていたら繰り返す

鉄瓶で沸かしたお湯が黒っぽかったり、サビのにおいが気になるときには、軽くたわしで擦ってから上記の工程を数回繰り返しましょう。
何度か繰り返しているうちに、サビが落ちて綺麗な鉄瓶に戻っていきます。
ただし、たわしで擦る際には、鉄瓶が傷つかないように力加減を調整しましょう。

おわりに

本ページでは、鉄瓶のお手入れ方法やサビがついたときの対処法についてご紹介しました。
鉄瓶は形状や素材などの特性上、サビやすく定期的なお手入れが欠かせない道具です。
とはいえ、鉄瓶を使ってお湯を沸かすメリットも多いので、ぜひ毎日の生活で上手に活用してほしいものです。
今回ご紹介したお手入れ方法や、サビの対処法などをよく確認し、長く大切に鉄瓶を使い続けていきましょう。

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