作 家伊東慶
伊東慶(いとうけい)とは?
伊東慶は、京都府生まれの陶芸家です。幼い頃から父・伊東翠壺の作陶に振れていた伊東慶は、自身も陶芸家を目指すために京都市立美術工芸学校と京都市立絵画専門学校に入ります。学校で陶芸の基礎を学んだ伊東慶は文展に出品するようになり、1943年で文展初入選、1965年には日展特選・北斗賞、1967年に菊花賞を受賞しています。また1960年代に入ると、伊東慶は出品する展覧会の場所も増やしており、日本現代工芸展などでも作品が見られるようになりました。
伊東慶のストイックな陶芸家としての姿勢は、京都府文化賞功労賞という形でも評価されています。また伊東慶は、たくさんの法人や団体で会員になっており、日本国内の陶芸を語る上で欠かせない存在になっていると言えそうです。
伊東慶の作品の殆どは、「白磁」です。30代から始まった白磁への情熱ですが、50年経った現在でも真っ白な陶磁器を作り続けています。作陶の中で最も難易度が高いとされる白磁と向き合う伊東慶は、62年もの長きに渡って日展出品を行い続けているのです。
伊東慶が生み出す白磁には、小川や庭の植物、散歩をしている最中に見つけた風景などが、とても自然に描かれています。また花瓶や壺としては非常に珍しい色合いや流線型なども取り入れられていますので、現代の日本人にも愛される作品が多いのも納得できることだと言えそうです。
伊東慶の作品が多く収蔵されているのは、独立行政法人国立美術館です。また京都市美術館や京都国立近代美術館、京都迎賓館などにも収蔵されていますので、「京都観光を通して伊東慶の世界に触れる」という旅も陶芸好きの皆さんにはおすすめと言えそうです。
昭和から平成の時代に作陶をし続けてきた伊東慶の作品は、美術品としての価値も非常に高いため、買取専門店でも高値が付けられることが多いとされています。アンティークてんま屋では伊東慶を代表とする清水焼の買い取りも行っていますので、自宅に眠っている陶芸品がある方は気軽にお持ち寄りください。
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